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2010年度理事長所信 野口真二郎

私たち社団法人むさし府中青年会議所は、「明るい豊かなまちづくり」という共通の目的のもと変わることなく受け継がれた英知と勇気と情熱をもって、本年41年目を迎えます。
これも偏に多くの関係諸団体並びに市民の皆さま、そして260名を超える先輩諸兄姉のご理解やご協力のおかげと考えております。
歴史と伝統のまち「府中」、水と緑のまち「府中」、このすばらしいまち「府中」を、次世代へ・子どもたちへ引き継ぎまた発展させていくことが私たちの役目であると考え、
そのために多くの市民がこのすばらしいまち「府中」を愛し続けられるように、私たちは不断の運動展開をすすめているところです。
青年会議所は、「奉仕」することを、自らの成長過程での「修練」とし、その過程を同じくすることを基盤とする「友情」の組織であると考えます。
「奉仕」の精神とは、自らの意志によって全ての社会公益に貢献することであり、その原動力となる力「奉仕しようとする力」の源は、「今、社会に必要なこととは何か?」
「青年会議所として何が出来るか?」を考える過程により生まれた「情熱」とそれら全てのことに当たる「行動」であると考えます。
しかしながら現在、現実的には全ての社会公益に取り組める状況ではなく、またかといって無難にバトンをリレーしていればよいという状況でもありません。
ゆえに青年会議所だからこそ世に貢献できることと、メンバーの役に立つこととを同時にまた重点的に推進していく必要があります。
平成17年からの市の総合計画にもあったとおり、大変厳しい財政状況のなか市民と市職員のソフトパワーを結集して、工夫を凝らしながら市民と行政との協働による、健全で活力ある行財政運営が現在も進められています。
行政が市民とのより一層の協働を模索し、市民もこれまでの無関心を省みつつある今、地域社会においてその架け橋を担うべき最前列にいるのが私たち青年会議所です。
すなわち、「子どもたちの健全な育成」「市民主体のまちづくり」「地元経済の活性」等は地域社会の共通の課題であると同時に、本来青年会議所が得意として若々しい行動を着実に実践してきた分野です。ゆえに引き続き本年もその課題に取り組むことは私たちの使命であり、なおかつメンバーの個性を活かしながらそれらの課題に取り組んでいくことも重要です。
ビジネスの世界ではいわゆるその道のプロよりも、斬新的なアマチュアとでも呼べる人たちの新しい分野への挑戦が成功を収め大きな成果を挙げています。決してプロの目線ではなく、ベンチャーとして、既成概念にとらわれず、生活感覚を大切に考え、消費者の視点を第一に大胆かつ自由な発想からビジネスを捉えているからかもしれません。私たち青年会議所の運動展開にも、このアマチュアとしての姿勢が欠かせないように思えます。私たちは学者でも政策の主導者でもありません。従って、市民の側に立った問題提起から行動へと移していくことが私たちのフィールドです。地域社会の生活実感の中にあるふとした疑問や現象に若者らしい切り口と発想から、自由な取り組みをしていくことによって、意外な創造性というものが生まれてくるように思います。
例えば、自己の意識変革が新しい自分の人生の第一歩となるようなことを、経験上感じたことがある人も多いと思います。そういったきっかけは得てして素人らしい発想がもとであったりするわけです。
すなわち、「遊び心を大切にする」、「ミスを怖がらない」、「答えはひとつだけという考えをすてる」、「慣習に従ってものごとを考えない」、「現実的でないという批判を怖がらない」、「数字的なはっきりした答えを期待せず、あいまいなものを大切にする」云々。こういったアマチュアリズムの極致ともいうべき姿勢や取組みを具体的に事業化し、そしてそれを実践してまた地域に還元する。そして、不断の運動展開をこれからもずっと継続しながら、青年会議所の一員としてそのエキスパートを目指して、本年も私たちは運動の展開を推進してまいります。
最後に、私は第41代目の理事長職を全身全霊で取り組むことをお誓いし、以上の理事長所信をもって私の決意表明とさせて頂きます。
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